平成24年5月24日 制定
平成26年2月 1日 一部改定

 鶴岡信用金庫は、経営の基本方針である「鶴岡信用金庫は地域金融機関に徹し、最高の奉仕と運営とをもって、地域社会の繁栄に貢献する」を実現するため、下記のとおり融資に関する基本方針を定め、中小企業金融の円滑化と地域経済の発展、繁栄に努めてまいります。

  1. 融資の目的と対象
    主として、中小・零細事業者、個人を対象に、地域社会の発展につながる融資を心掛けるとともに、地域社会に密着した存在感のある金融機関を目指します。
  2. コンプライアンス(法令等遵守)
    社会的責任と公共的使命を意識し各種法令、規則、規範等を厳格に遵守するとともに、反社会的勢力への融資を厳に排除するなど、健全な倫理観に基づく融資判断を行い、地域社会における当金庫の更なる信用・信頼に努めます。
  3. 自己責任
    全ての融資に信用リスクが存在することを認識し、自己責任において融資業務の健全性と適切性確保に努めます。
  4. 説明責任(アカウンタビリティー)
    与信取引(融資契約及びこれに伴う担保・保証契約)に際しては、お客様の知識、経験及び財産の状況を踏まえ適切な説明に努めます。
  5. 健全な融資慣行の確立
    融資審査に当たっては、融資先の経営状況、資金使途、回収の可能性等を総合的に判断するとともに、できる限り担保・保証について過度に依存しないよう、キャッシュフローに重点をおいた融資に努めます。また、法人及び個人事業主向け融資を行う場合の連帯保証契約については、経営者保証に依存しない融資の一層の促進を図り、経営者以外の第三者の個人連帯保証を求めないことを原則とします。
  6. 資産の健全化
    融資先の実態把握により、適切な自己査定を実施し、資産の健全性の維持・向上に努めます。
  7. 適正な収益の確保
    信用リスク管理により、資産の健全性を図り、信用リスクに見合った適正な貸出金利の設定により収益を確保し、収益力の向上に努めます。
  8. ポートフォリオ管理
    特定の業種、特定の資金使途、特定の融資先等への与信集中を避け、信用リスクの分散による安定したポートフォリオの構築に努めます。

以上