確定拠出年金〜個人型〜

豊かな未来へ今できること〜自己責任の年金ライフ〜

確定拠出年金とは?

確定拠出年金とは、公的年金の上乗せとして、個人の自助努力による老後資金準備を支援する制度です。

確定拠出年金には、「個人型」と「企業型」の2つのタイプがあります。

◆「個人型」・・・企業年金のない企業の従業員や自営業者等の方が個人で任意に加入し、自ら掛け金を拠出します。

◆「企業型」・・・企業が自社の企業年金制度として導入し、従業員の方のために掛け金を拠出します。

◆確定拠出年金の特徴

税金面で有利です

ご自身の年金資産状況が明確です

個人にとってのメリット

●メリット1 掛金は全額所得控除の対象となります。
個人型確定拠出年金で拠出した掛金は、小規模企業共済等掛金控除の対象となり、全額所得控除の対象となるため、所得税、住民税の負担が課税所得金額や拠出掛金額に応じて軽減されます。


●メリット2 運用時は運用益非課税となります。
通常の預金等では、運用収益に対して20%*の税金が課されますが、確定拠出年金では運用収益(預金の利息、投信の分配金や売却益)に対する課税がなく、効果的な複利運用が期待できます。

※年金資産は特別法人税(1.173%)の対象となりますが、現在課税凍結中です。
*平成25年1月1日から平成49年12月31日までは、復興特別所得税が付加されるため
20.315%となります。


●メリット3 受給時は公的年金控除または退職所得控除の対象となります。
老齢給付金は、年金で受け取る場合は、雑所得として課税されますが、「公的年金等控除」が適用され、一時金として受け取る場合は、退職所得として課税されますが、「退職所得控除」の対象となります。

確定拠出年金を上手に利用するためには、ご家族の将来計画、ライフプランにあわせた目標金額や運用する商品のポイントを知ることが大切です。