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平成30年7月〜9月
平成30年7月〜9月期の景気の現状と平成30年10月〜12月期の見通し

回答企業174企業(回答率100%)の調査結果

 庄内地区中小企業の景況感は、業種総合における業況判断指数・DI値(「良い」-「悪い」企業割合)▲8.1となり、前期(30年4月~6月期)調査時の業況判断指数・DI値▲22.7に比べ14.6ポイントマイナス幅が縮小し、厳しさが和らいだ。前期における今期見通し▲11.0に比べ2.9ポイントマイナス幅が縮小した。前年同期(29年7月~9月期)の業況判断指数・DI値▲9.7に比べ1.6ポイントマイナス幅が縮小した。
 業種別の業況判断指数・DI値(前期比)は、製造業▲8.5、建設業16.7、卸売業▲8.3、小売業▲25.5、サービス業▲22.2、不動産業36.4となり、前期に比べ不動産業の業況がやや後退するも、製造業・建設業・卸売業・小売業・サービス業の業況が改善した。
 来期(30年10月~12月期)の予想判断指数DI値は▲14.4であり、今期実績(▲8.1)に比べ6.3ポイントマイナス幅が拡大すると予想している。業種別の予想では、製造業0.1、建設業3.4、卸売業4.1、小売業▲44.7、サービス業▲22.2、不動産業0.0となり、製造業・卸売業・サービス業を除く3業種の業況が今期に比べ落込みすると見通している。

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1. 今期(平成30年7月〜9月期)の景況

(1)売上額、収益の状況(全業種総合)・・・売上額・収益ともに好調に転じた。

売上額の前期比DI値(「増加」-「減少」企業割合)は6.9で、 前期(▲8.2)に比べ15.1ポイントプラス幅が拡大した。 前期における今期予想(5.2)に比べ1.7ポイントプラス幅が拡大した。
収益の前期比DI値は▲4.0で、前期(▲11.6)に比べ7.6ポイントマイナス幅が縮小し、今期予想(▲1.2)に比べ2.8ポイントマイナス幅が拡大した。

(2)価格の状況(全業種総合)・・・販売(請負)価格の上昇は弱まり、仕入(原材料)価格の上昇幅が拡大した。

販売価格の前期比DI値(「上昇」-「下降」企業割合)は7.5で前期(12.7)に比べ5.2ポイントプラス幅が縮小した。
今期予想(11.5)に比べ4.0ポイントプラス幅が縮小した。
仕入価格のDI値は32.8で、前期(26.1)に比べ6.7ポイントプラス幅が拡大した。 今期予想(21.5)に比べ11.3ポイントプラス幅が拡大した。

(3)在庫の状況(全業種総合)・・・過剰から品薄へ転じた。

在庫の前期比DI(「過剰」‐「不足」企業割合)は▲2.7で、前期(0.7)に比べ3.4ポイントマイナス幅が拡大した。
今期予想(▲4.1)に比べ1.4ポイントマイナス幅が縮小した。

(4)資金繰りの状況(全業種総合)・・・窮屈感が緩和した。

資金繰りの前期比DI値(「楽」-「苦しい」企業割合)は▲5.1で、 前期(▲17.0)に比べ11.9ポイントマイナス幅が縮小した。 今期予想(▲10.4)に比べ5.3ポイントマイナス幅が縮小した。

(5)雇用面の動き(全業種総合)・・・人手不足感が拡大している。

残業時間の前期比DI値(「増加」-「減少」企業割合)は、 ▲4.0で、 前期(▲7.6)に比べ3.6ポイントマイナス幅が縮小し、 今期予想(1.7)に比べ5.7ポイントマイナス幅が拡大した。 人手過不足判断DI値(「過剰」-「不足」企業割合)は▲31.5で、 前期(▲29.1)に比べ2.4ポイントマイナス幅が拡大した。
今期予想(▲32.5)に比べ1.0ポイントマイナス幅が縮小した。

(6)設備投資の動き(全業種総合)・・・設備投資を実施した企業の割合が減少した。

設備投資状況の前期比DI値(「過剰」-「不足」企業割合)は▲17.9で、 前期(▲19.8)に比べ1.9ポイントマイナス幅が縮小した。 設備投資の実施内容をみると、「機械設備更改」が11.6%、 「車両」が10.4%、 「事業用土地・建物」 と 「機械設備新・増設」が各6.1%、 「事務機器」が3.7%となった。 設備投資を実施した企業割合は29.3%となり、 前期(30.9%)に比べ1.6ポイント減少した。

(7)その他(全業種総合)・・・経営上の問題点「売上の停滞・減少」、重点経営施策では「経費を節減する」。

経営上の問題点として「売上の停滞・減少」をあげた企業が46.0%と最も多く、 次いで「人手不足」が25.3%、「同業者間の競争激化」 が24.1%、 「利幅の縮小」が21.3%、 「人件費の増加」が12.1%、 「大手企業との競争激化」が11.5%、 「材料価格の上昇」が9.8%であった。
当面の重点経営施策では、 「経費を節減する」 をあげた企業が38.5%と最も多く、 次いで 「販路を広げる」 が37.9%、 「人材を確保する」 が30.5%、 「技術力を高める」 が15.5%、 「情報力を強化する」 が10.3%であった。

2. 来期(平成30年10月〜12月期)の景況見通し

 全業種総合の来期(平成30年10月~12月期)の予想判断指数DI値は▲14.4で、 今期(▲8.1)に比べ6.3ポイントマイナス幅が拡大し、 業況は厳しさを増すと見通している。 来期の売上額予想DI値は▲11.0で、今期(6.9)に比べ17.9ポイントマイナス幅が拡大、 収益予想DI値は▲9.8で、 今期(▲4.0)に比べ5.8ポイントマイナス幅が拡大し、売上は増加から減少に転じ、収益は減少を強めると見通している。販売価格の予想判断指数DI値は4.0で、 前期(7.5)に比べ3.5ポイントプラス幅が縮小し、 販売価格の上昇が弱まると見通している。 仕入価格の予想DI値は20.7で、今期(32.8)に比べ12.1ポイントプラス幅が縮小し、仕入価格の上昇幅は弱まると予想している。
 来期の在庫判断DI値は▲4.8で、 今期(▲2.7)に比べ2.1ポイントマイナス幅が拡大し、 品薄が強まると見通している。来期の資金繰り判断DI値は▲13.2で、今期(▲5.1)に比べ8.1ポイントマイナス幅が拡大し、窮屈感は強まると見通している。 雇用面では残業時間判断DIは▲8.7で今期(▲4.0)に比べ4.7ポイントマイナス幅が拡大、 人手過不足判断DIは▲31.1で今期(▲31.5)に比べ0.4ポイントマイナス幅が縮小し、人手不足感は改善されないと見通している。 来期の設備投資予定の企業割合は、全業種総合では22.0%となり、今期(29.3%)に比べ7.3ポイント減少すると見通している。

 

各業種毎の詳細、その他につきましては、「第177回 中小企業の景気動向」(A4判.48P)をご覧下さい。

目次

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  1. 平成30年7月〜9月期の景気の現状と
    平成30年10月〜12月期の見通し
    ◇概況
    1. 製 造 業
    2. 建 設 業
    3. 卸 売 業
    4. 小 売 業
    5. サービス業
    6. 不動産業
    調査員のコメントから
  2. 特別調査
    「中小企業経営者と『人生100年時代』」
  3. 参考資料
    1. 大型小売店の売上状況
    2. 消費者物価指数の推移
    3. 自動車の販売状況
    4. 新設住宅着工戸数
    5. 求人・求職者の動き
    6. 月間有効求人倍率の推移
    7. 企業倒産
    8. 手形交換の推移
    9. 庄内三温泉利用者数
    10. 庄内3ゴルフ場入場者数

 

 

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